【フルマラソン】11/27 フルマラソンPB更新
予定どおり1日仕事休みが取れたので、今シーズン初のフル、サウルスマラソンチャレンジを走行することに!
このフルマラソンはGPS(私の場合はマラソンアプリTATTAと連動させたGarmin)で計測する単独フルマラソンになる。
まず結果から言うと
2時間47分24秒(平均3’58/秒) シューズはAdizero Adios Pro
なんとかPB更新で初サブスリーとサブエガを同時達成したが今後の課題も同時に見えてきた。
出走前
・目標はサブエガを確実に達成すること。
・ペースは3’58/kmをベースに30kmまで押し、30km以降は10秒落ちの4’08/kmだったとしてもサブエガ を達成できるプランを想定
本来であれば、事前の気温予報から15℃以下で推移するAM8:00出走11:00終了の予定だったが、走り始めたのは2時間遅れの10:00。
走り始めの時間は本来の予定では既に30km地点を通過し、最後の追い込みに四苦八苦している時間だった。
原因は簡単、二度寝だ。6:30ごろに起床したが、なかなか手強い睡魔に
“十分に睡眠を取ったほうが、多少気温が高くてもパフォーマンスがあるがるのではないか。せっかくの休みだし。”
との魔のささやきに勝てなかった。これは全く不徳の致すところである。
予定では走り終わりはPM13:00ごろになってしまう。
あとで気象庁のデータで確認したところ
10:00 13.4℃
11:00 14.8℃
12:00 16.6℃
13:00 16.4℃
との推移であった。
プラス2時間程度は直射日光に晒されていたためか走行中は汗だくで、トータル1L以上は給水しただろうか。低温夜間の30km走の練習なら、無給水でもOKなのに。やはり暑さ、とりわけ日光に弱い。
Start-5km 19’35
3’52-56-57-55-55
Adios Proの推進力にも助けられ、比較的安定したペースでラップを刻んでいく。
このあたりはまだ気温も低いこともあり余裕。Adios Proのおかげて体感より2秒ほど速いような気がする。
6-10km 19’47
3’58-57-59-56-57
走り始めた頃にあった鉄道の高架や建物の影が、太陽の上昇と共にどんどん無くなっていき10km時点では日陰がない状態に。本来ならそろそろゴールしていただろう時間帯。6km時点で喉の渇きを覚え早々と先手の給水。普段の練習ならまず給水しない距離と時間帯。これも2時間寝坊した報いなのだと痛感させられる。
11-15km 19’43
3’56-57-4’01-3’53-56
5、6kmごとに給水しなければやっていけないほど暑さを感じる状況に。13km目で初めて4分台を超える。焦って14km目で取り返そうとペースアップするが「今日のコンディションで3’53は苦しくて持たない。後々危険な香りがする。」と感じた。
16-20km 19’40
3’56–56-57-54-57
安定したラップを刻んでいくが、既にやや息苦しくなって最後まで持つかどうか不安になってくる。
21-25km 19’32
3’52–4’01-3’51-57-51
ペースが乱れて乱高下する。3’51は明らかにオーバーペースとなっている。期せずして、この5km区間が最速となってしまう。
この辺りからAdios Proをきちんと使い切れていない反動か、ふくらはぎに疲れが現れ始める。
ハーフ通過時点で大体平均3’56-57/km前後のペース。あと半分を前半の10秒落ちの4’07/km前後のペースで走ればサブエガを達成できるとわかり、少し安心する。
26-30km 19’40
3’52–4’01-51-57-51
サブエガペースの4’02/kmを1度も落とすことなく30kmを1時間58分6秒で通過。
貯金が結構溜まっている状態だが、足の疲労もかなり溜まってきている。
残りの距離を4’10/km前後で巡航して、ハイおしまいではなく、どこまで記録を更新していくか、自分を追い込んでいく。
31-35km 20’01
4’01–02–00-03-3’55
追い込んでいくぞ、と思った途端足が動かなくなり、息もゼハゼハでかなり苦しくなってくる。
30kmの壁。キロ4が維持できなくなる。
メンタル的にただただ終わりを渇望するようになってくる。
32kmを超えてからの残り10kmが途方もない距離に感じてくる瞬間もである。
36-40km 20’13
4’03–00-03-06-01
キロ4維持を心がけるが、足、心肺共に既に限界に達している状況。
直射日光を浴び、気温の上昇もあり、大量の発汗でどんどん体力が奪われていく。
ただただ、ひたすらゼハゼハしながら耐える苦行の時間。
41km-Finish 9’05
4’05-4’11-0’49
最後の2kmは振り絞るどころか両足ふくらはぎが同じタイミングで攣り始めて、ペースダウン幅も大きくなる。
そのままゴール。
走り終えて
なんとかサブエガを達成することができてよかった、という安堵感と共に30kmを超えてからのペースダウンについては、今後の課題となった。
フルを走る前のロング走が3回のみと言うこともあり、スタミナ不足は否めなかった。
足攣りは左右同時に発生したことから鑑みると、大量の発汗による電解質不足が主な要因だろう。
AdiosProを制御し切れなかったことによる不適切な筋肉酷使によるものも一部あるかもしれない。
前半は貯金を作ることに躍起になっており、終始オーバーペース気味だった点も否めない。
今後、サブ45を目指していくこととなるが、練習方針としては以下の通りと考えた。
・30km以上のロング走の回数を増やす。
→グリコーゲンの枯渇状態を発生させることで肝臓や筋肉のグリコーゲン最大貯蔵量を増加させ、30km超えでの落ち込みを少なくする。
今日の30km疲労感→20kmの疲労感
今日の40km疲労感→30kmの疲労感
こんな感覚で走れるようになったら最高。
・30km以上のロング走でカーボンプレートの推進力に負けない後半の脚づくりを行う。
・VO2MaxやLT値については、これまでの練習を継続する。
内臓系のシステム、グリコーゲンの最大貯蔵量は一朝一夕では向上させることはできない。日々の鍛錬、とりわけ2-3ヶ月前の取り組みが非常に重要であると感じる。
余談だが、家に着いたあと、すぐに洗濯機を回そうと柔軟剤の分量を見るため洗剤の細かい字を読もうとするが、
ピントが合わなくて、小さい文字が全く読めない!!まさか、これが老g(ry
と思って大層ショックを受けていたが、夜には視力は元通りに。
フルマラソンは体全体を使った総力戦ではあるが、一時的に眼の機能も低下するほどの戦いだったのか・・・
ということを思い知らされた。
今日の結果と反省をもとに、さらに邁進していきたい。